婦人服について知っておきたいこと

婦人服について知っておきたいこと

時代を反映する婦人服の流行

私たちが何気なく着ている洋服は、よほど突飛な格好でない限り、一般の店で誰でも手に入るようなデザインのものがほとんどです。そのため、一人一人が違った服装をしていても、大体どんな人も、今風と呼ばれる格好をしている訳です。もし今風でないスタイルをしていれば、街を歩いていて必ず誰かに振り返られたり、もの珍しそうに見られることでしょう。例えば、明治や大正時代に流行ったようなスタイルをしていたとしたら、道行く人ほとんどが、映画撮影でもしているのかと思うに違いありません。それだけ服装というのは、その時代を反映しているものなのです。

特に婦人服は、デザインはもちろん、スカートの長さから、よく使われる生地の柄まで、その時代によって相当違っています。それは着物でも同じで、明治時代によく切られた女性の矢絣を着る人は、今ではほとんどいません。スカートの長さが時代によって違っているのは良く知られていて、1970年代にはミニスカートが流行ったため、その当時十代だった女性がミニスカートを持っていても、それ以後の世代の女性は膝下丈のスカートしか持っていないなどのような事態が出て来ます。このようにその人がどんな婦人服を好むかは、年代によって全く異なっているのが普通です。また、よくボディコンが流行ったバブルの頃、などという言い方がされるように、婦人服のデザインは、時代の風俗を表すメルクマールの役割をしているのです。

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